自分バッテリー

2011年6月16日

西部劇映画は日曜日の午後のテレビでよく観ました。
カウボーイが野宿して焚火で暖をとるシーンをカッ
コいいなーと思ったものです。
その焚火から火のついた枝を持って、近隣にちょっと
出かけたりもしてましたね。

原発の事故収束は遅々として進まない状況のまま、
脱原発運動は盛んに行われています。
節電のテクニックもテレビ番組等のコーナーでも毎日
のように見るようになりました。
ただ思うに脱原発や節電という事よりも、電気改革を
する事も考えるべきではないかと思います。
簡単に言うと、交流電気よりも直流電気を主体にする事です。
コンセントよりもバッテリーにするということです。

みんなが個々にバッテリーを持ち歩くということです。
例えばレストランに入ると、照明は暗いのです。
そこで持って来た自分のバッテリーをテーブルに置くと、
そこに照明が点く訳です。
食事が終わったらそれを持って店を出て行く。
バスに乗るのも、乗った人が自分バッテリーを使って
モーター駆動のバスを走らせます。
人数がある程度そろわないと走れない訳です。
おのずとして相乗りになる訳ですね。
コンビニで買ったお弁当もチンするのに自分のバッテリー
を店員に渡して電子レンジのエネルギーに使ってもらい
温めてもらうのです。
あったかいお弁当と一緒に自分バッテリーを返してもらって
店を出るといった感じです。
コンサートライブも客の持って来たバッテリーで照明を点ける
ので、盛り上がりも分かるでしょ。

要するに今行われている節電は、実は使い過ぎではなくて、
不必要に使っている電気が多過ぎるのを削る事を念頭にしな
くてはならないと思うのです。
一律に節電というのも困まります。
朝夕のラッシュ時の地下鉄ホームへのエスカレーターも
停止しないで自分バッテリーなら解決するでしょう。

もちろん自分バッテリーも充電は必要です。その充電は個々で
発電する必要があります。
その手段はいくつかあるでしょう。燃料による発電、太陽などの
自然エネルギーによる発電。
あとはダイエットのためのランニングマシーンや自転車による
本当の自個(家)発電など。
発電所からの送電によるロスエネルギーは相当あるらしいです。
自分の使うエネルギーは自分でなんとかするのです。

じつは電気をそんなに使わないで過ごす日もたくさんあるのかなと
思ったのです。
そして自分と電気の関わりも考えたのです。

色々な機器に電源のon offスイッチはいらなくなります。
自分バッテリーをつければon 外せばoff こんな生活も面白いでしょ。

結局、工場などの大電力を必要とするもの以外は、
交流電源はいらないと思うのです。
そもそも交流電気は生ものだから保存出来ないのです。
それを直流にする事で保存が可能になるのです。
かといって発電所に蓄電するのはナンセンスなので、それぞれの
小さなバッテリーに小分けして保存するほうが効率的だと思うのです。

今日は自分バッテリーを休ませる日 とかをつくってみるのも楽しいと思うのです。

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