先日、ある方のパーティーに出席した。
丸テーブルで隣に座られたご婦人が、席次表
を見て、私が写真を仕事にしているのを知り
話しかけてくださった。その話題の中で、
やっぱり写真を撮るのには構図とか勉強しな
ければならないのかしら? っと質問された
私はキッパリ私の意見として必要ありません
と答えました。そんなに真面目に答える事も
ないかと思いましたが、そんなどーでもよい
事で、写真の楽しみのハードルを上げる事は
無意味に常々考えていたからです。
ご婦人は少し驚いた様子で、「ではどーすれ
ばよいのかしら?」 っと。
きれいだなー 面白いわ 大切ね 嬉しいわ
美味しそう 幸せそうね あら可愛い
それから
なんか楽しい
って、感動したりしたら、そっちの方にカメ
ラレンズを向けてともかく気持ちが薄れる前
に考えずに撮ると楽しいですよ。だから、写
真のド真ん中にそれらが写っていても良いの
ですよ。と話しました。
ご婦人「あら簡単ね」とニコニコしてました。
「でもね構図が悪いとか言う人がいるじゃな
い?」その問いには
そんな事を言う人は、どう写っているかし見
てないのですよ。何が入っているか観てない
のですよ。と答えると。納得した笑顔に変わ
りました。
そして、「何か楽しそうね写真って!」と。
そうなんです、写真って楽しいんです。
そして、後で眺めた時に、このときには
こんな事があって、こんな話をして、こんな
気持ちになって、って、色んな事を思い出す
目次になったりするんですよね。
だから、構図や色やピントなんか気にしない
で、とっとと撮る事が大切なんです。