討論や相談なんて意味ありません

2011年10月22日

ガードレールのある安全な歩道を歩いていたのに、
そのガードレールを突き破って来たクルマに、
はねられてしまう事故にあった時、しばらく入院
する事になるでしょう。
入院している間は保険会社からお金が出るので、
しっかり治療に専念する事は当たり前の事です
よね。
入院している人に、今まで以上の仕事を、病院に
いる間もするように、励ましたりはしないで
すよね。退院したら頑張ってほしいと思うのが
普通ですよね。
また、トイレの床に落としてしまった食べ物を
精度の高い検査をわざわざしてまで、食べたりは
しないですよね。

ならば何故?原発事故の被害を受けている場所や
避難している人達には、それらを強要するの
ですか?

テレビの討論番組などを見ていると、根本が間違
ているのに、話をしているケースばかりです。

人間の健康を害する要因は、
ケガなどの物理的なことによる外傷、
菌やウイルス、原虫などによる疾病、
金属や毒による機能障害などが、今までの要因
でした。
しかし、今回、放射線による細胞の遺伝子を
傷つける事による、成長細胞のガン化など
の要因がはじめて加わりました。
よく、毒や菌やウィルスと同等に放射線被ばく
の事を誤解したまま理解したつもりで、意見や
考えを持つ人がいますが、まったく間違えです。
線量を詳しく計測して対策を考えよう的な考え
方は、まったく間違っています。
トイレの床に落ちた食べ物を、どーして捨てない
のですか?計測の値によっては、床に落として
ないのと同様だから、美味しく食べなさいなんて
可笑しくありませんか?
入院している間に出る、保険金をどーしてその
ような検査計測に使うのですか?
今は保険金だけで生活してもらって、その間に
トイレから離れて食堂を造ってその床をピカピカ
にすることをしなくてはいけないと思います。
放射線による人間の細胞への影響を、もっと僕
たちは勉強し理解しなければならないと思います

原子力発電も推進と廃止の討論ではなくて、
核燃料の核そのものが、人類がコントロール
出来ないのだという事を、理解する事が大切
なのだと思います。
人間の体は、核に対して、放射線に対して
まったく無防備であることは、明らかなのです。
討論する必要すらないのです。