内部被ばくは画像にならない だから

2011年4月7日

内部被ばくと外部被ばく
これまでの原発からの情報は外部被ばくのリスクを中心に
話していたのだろうと思う。
しかし海への放水と、終わらない空中への放射性物質の放散は、
これから内部被ばくへのリスクが上がって行くことになる。
内部被ばくはセシウムのようにカリウムに近い物質が人体に入ると
カリウムと間違えて、体の細胞が欲して吸着する事が起きる。
骨や筋肉を形成するカリウムと間違えてセシウムが入ると、その周りの細胞が
被ばくする事になる。被ばくした細胞ががんになるというのです。
しかしそうなるまでには長い時間がかかるので、
「ただちに人体に影響を与えるレベルではない」
になるのです。
放射線量は放射線の総量で、どの放射性物質がα γ β の
放射線を出しているのかまでは知らせてないのです。
だいたいは計測しているのは、γ(ガンマ)線です。

だからやはり早い時期に原発から同心円上で何キロでなく、
しっかりと地域を検証して、避難移住させたほうが良いだろう。
もちろん海での漁も、ちがう海域にするべきである。

そのために、国債や増税、高速道路料金の再徴収など、
なんかみんなで助け合いましょう的な事は止めて、
不景気対策や経済活動での損失回復の政策ではなく、
そうゆう事ではなく、25兆円を直ぐに被災地被災者避難民に渡して、
復興ではなく地域を変えて再建に取り組むべきである。

あれだけ毎日報道されていたのに、
ここに来てテレビ報道やマスコミ全体が
取り上げなくなりました。
何故でしょう?
簡単です。画像が無いからです。
テレビ新聞雑誌は画像が無いと報道しようが無いからです。
地震 津波、原発の水素と酸素の結合による爆発
被災地の人々の様子、ボランティアや支援の活動風景
目に見えるモノは報道されます。
しかし、
セシウムやヨウ素、内部被ばく は画像動画にならないからです。
これらのマスコミは目に見える事柄しか報道出来ないからです。

今、もっと情報を色々な観点で取得して、
自分で考えて判断しなくてはならないと思います。

目に見える事象になってからでは遅いのです。