今更ですが 4

2011年5月21日

で、今更ですが続けます。
ここまででRAW TIFF JPEGが何となく理解で
きたと思います。
これらはウィキペディアや製版印刷などのホー
ムページなどに記されている事を、分かりやす
くしたもので、僕の一方的な考えを書いた物で
はありません。どちらかというと、日本語に翻
訳したりする段階で誤解されがちな事が沢山あ
るのだなーと、調べながら思いました。
特にRAWに対する受け止め方は、生を食べない
人達の考えとニュアンスで違うのだなーっと。

さあRAWがそーゆー事だと分かれば、とっても
簡単。
ある人がRAWって音楽の譜面みたいだよね。
まず、伝えたい気持ちがあって、それを音にし
て、その音達を譜面に残す。それを演奏家が、
音に戻して、気持ちを伝える。だから、譜面に
は道しるべくらいしかないんだよな。
忠実な演奏は音を忠実に再現するのではなくて
伝えたい気持ちを忠実にする事なんだ と。
うーん。

なので、RAWがネムネムのポヤポヤであっても
撮影したときの何を伝えるかが、記憶にあれば
RAW現像はとっても簡単なんです。
逆にネムネムのポヤポヤだから良いのです。
よくデジタルは後処理でなんとでもなる とか
手を加えていじるのは写真ではない とか言う
人がいますが、それは元々がないとそーゆー風
に感じるのかもしれないですね。

RAWからJPEG RAWからTIFF
JPEGからTIFFは
楽曲をフルオーケストラでホールで聞いたり、
それをラジオで聞いたり、ピアノだけで聞いた
り、みたいな事です。簡単だし楽しいでしょう
そして撮影者が、最初の感動を他人の演奏家に
任せる事無く、自分で最終表現まで出来るとこ
ろが、デジタルフィルムのRAWの素晴らしい
ところなんですね。

今更ですが、こんなところで。